Reflex™ディフェンシブライダーシステム(RDRS)

Reflex™ ディフェンシブライダーシステムは、加速・減速・制動のトラクションに合わせてモーターサイクルのパフォーマンスを最適化するよう設計されたテクノロジーです。このシステムは、直線やターンでの加速中と制動中のライダーの車両制御を支援するように設計されています。ライダーにとって、悪路や緊急事態での運転に役立つシステムとなります。電子式システムで、最新の電子ブレーキ制御とパワートレイン技術を使用しています。RDRSの機能は、注記されている場合を除き、標準装備されています。米国では、RDRS機能は、2020 LiveWire®、CVO™、Police、およびTrikeモデルで標準装備されており、2020 Touringモデル(Electra Glide® 標準モデルを除く)ではオプションとなっています。

次のアニメーションで、Reflex™ ディフェンシブライダーシステム(RDRS)のテクノロジーについての詳細を見ることができます。メモ:一部のアニメーションに出てくる赤いモーターサイクルは、RDRS機能が搭載されていないモーターサイクルを表します。

ABS

アンチロックブレーキシステム(ABS)

アンチロックブレーキシステム(ABS)は、ホイールが制動下でロックされるのを防ぐために設計されており、直線での制動や緊急事態にライダーが制御を維持できるようサポートします。

ABSは、MY20 LiveWire®、CVO™、Touring、Police、Trike、および一部のSoftail®モデルでは標準装備ですが、すべてのMY20 Street™、Sportster®、および上記以外のSoftail®モデルではオプションです。

ABSは、直線での制動中や緊急事態にライダーが制御を維持できるように支援します。ABSは、フロントブレーキとリアブレーキを独立して操作し、ホイールの回転を維持して、ホイールロックが制御不能にならないようにします。

C ABS

コーナリングエンハンストABS (C-ABS)

コーナリングエンハンストABS (C-ABS)は、コーナリング中にブレーキがかかっているタイヤの接地面のブレーキングとコーナリングの負荷のバランスをとるように設計されています。

米国では、C-ABSは、MY20 LiveWire®、CVO™、Police、およびTrikeモデルで標準装備ですが、(FLHTを除く)すべてのMY20 Touringモデルではオプションです。

C-ABSはABSの変化形で、モーターサイクルのリーンアングルやトライク横加速度に基づいて縦ずれに対するブレーキ圧力を調整します。このシステムの目的は、コーナリングとブレーキングの負荷が同時にかかる時のタイヤ接地面の横方向のグリップを保持することです。

 

C ELB

エレクトロニックリンクドブレーキング(ELB)

エレクトロニックリンクドブレーキング(ELB)は、ライダーがハンドレバー(フロント)かフットペダル(リア)のいずれかのブレーキ制御を使用する際に、両方のホイールに制動力をかけて、より良いブレーキングパフォーマンスが得られるようにします。

ELBは、すべてのMY20 TouringおよびTrikeモデルで標準装備です。

エレクトロニックリンクドブレーキング(ELB)システムは、さまざまなブレーキ用途でよりバランスのとれたフロント制動とリア制動を可能にします。このシステムは、ライダーがより強い制動を加えたときにより多くのリンクを提供し、軽い制動で低速の場合はリンクを削減または除去します。リンクされている状態では、フロントブレーキレバーだけを作動させると、システムは動的にリアにも一定量の制動を加えます。リアブレーキペダルだけを作動させると、システムは左フロントキャリパーにも一定量の制動を加えます。
C ELB

コーナリングエンハンスト エレクトロニックリンクドブレーキング(C-ELB)

コーナリングエンハンスト エレクトロニックリンクドブレーキング(C-ELB)は、モーターサイクルのリーンアングルまたはトライク横加速を考慮します。C-ELBは、ライダーが意図した走行路を維持するモーターサイクルの能力を高めるため、コーナーを曲がりながらブレーキをかけたときにフロントブレーキとリアブレーキ間のブレーキ圧の比率を調整します。

米国では、C-ELBは、すべてのMY20 CVO™、Police 、およびTrikeモデルで標準装備ですが、(FLHTを除く)すべてのMY20 Touringモデルではオプションです。

C-ABSはABSの変化形で、モーターサイクルのリーンアングルやトライク横加速度に基づいて縦ずれに対するブレーキ圧力を調整します。このシステムの目的は、コーナリングとブレーキングの負荷が同時にかかる時のタイヤ接地面の横方向のグリップを保持することです。

 

グリップは強く、スリップは少なく

C TCS

コーナリングエンハンスト トラクションコントロールシステム(C-TCS)

トラクションコントロールは、モーターサイクルが傾いて加速しているときに後輪が"横滑り"するのを防ぐように設計されており、特に雨天でのライダーの制御性と安心感を高めます。

米国では、C-TCSは、すべてのMY20 LiveWire®、CVO™、Police、およびTrikeモデルで標準装備ですが、(FLHTを除く)すべてのMY20 Touringモデルではオプションです。

コーナリングエンハンスト トラクションコントロールシステム(C-TCS)は、直進またはコーナリング時に後輪が加速下で過度に回転するのを防ぐように設計されています。C-TCSは、雨天のため、路面の突然の予期せぬ変化によって、または未舗装道路の走行中に利用可能なトラクションが低下した場合にライダーの安心感を高めることができます。ライダーは、次の2つのトラクションコントロールモードのどちらかを選択できます。「標準モード」は乾いた路面に最適化されており、「レインモード」は濡れた路面に最適化されています。システムをオフにすることもできます。C-TCSの動作は、リーンアングルに基づいてコーナリング時にも調整されます。

ロールを抑える

DSCS

ドラッグトルクスリップコントロールシステム(DSCS)

ドラッグトルクスリップコントロール(DSCS)は、ライダーが突然低速ギアに切り替えたり、濡れた路面や滑りやすい路面で減速したりしたときに発生する減速下での過度の後輪スリップを減らすように設計されてます。

米国では、DSCSは、すべてのMY20 CVO™、Police 、およびTrikeモデルで標準装備ですが、(FLHTを除く)すべてのMY20 Touringモデルではオプションです。

DSCSが減速下で過度の後輪スリップを検知すると、後輪速度とロードスピードがより一致するようにエンジントルクの供給を調整します。
C DSCS

コーナリングエンハンストドラッグトルクスリップコントロールシステム(C-DSCS)

C-DSCSを搭載したモデルでは、検出されたリーンアングルに基づいてコーナリング時にDSCSの動作を調整することができます。

C-DSCSは、すべてのMY20 LiveWire®モデルで標準装備です。

コーナリングエンハンストドラッグトルクスリップコントロール(C-DSCS)は、ライダーが突然低速ギアに切り替えたり、濡れた路面や滑りやすい路面で減速したりしたときに発生する減速下での過度の後輪スリップを減らすように設計されてます。C-DSCSが減速下で過度の後輪スリップを検知すると、後輪速度とロードスピードがより一致するようにエンジントルクの供給を調整します。C-DSCSの動作は、リーンアングルに基づいてコーナリング時にも強化されます。

LiveWire®モデルでは、この機能が低牽引面での回生ブレーキに働くことがあります。

急勾配も安定、準備は万全

DHC

車両ホールドコントロール(VHC)

VHCの主な機能は、ブレーキ圧を利用してモーターサイクルがロールしないようにし、高台、橋、または立体駐車場スロープでの発進を容易にします。

VHCは、いかなる状況においてもパーキングブレーキの代用として意図されていません。

米国では、この機能は、MY20 CVO™およびPoliceモデルでは標準装備で、(FLHTを除く)すべてのMY20 Touringモデルではオプションです。

車両ホールドコントロール(VHC)は、ライダーが作動させたときにブレーキ圧を加えたままにし、ライダーがブレーキ制御を放した後にモーターサイクルがロールするのを防ぎます。VHCの主な機能は、高台での停止標識、坂道での交通渋滞、または立体駐車場からの急な下り坂など、モーターサイクルが停止したときにロールするのを防ぎます。VHCは、スムーズに発進するために必要な協調制御の数を最小限に抑えることで、安心して発進できるように設計されています。システムは、ライダーがスロットルとクラッチを作動させて発進するまでブレーキ圧をかけ続けます。また、ライダーがブレーキ制御に圧力をかけずに姿勢を維持したい場合は、モーターサイクルが平らな道で停止したときにもVHCが作動します。

ライダーは、モーターサイクルが完全に停止してから、フロントブレーキハンドレバーとリヤブレーキフットコントロールのどちらかに一時的により圧力を加えることによってVHCを作動させます。ライダーが急ブレーキをかけて、停止後もブレーキ圧を保持すると、VHCが追加の圧力なしで設定される場合もあります。VHCインジケーターライトは、ライダーがVHCを作動させたことを確認するために点灯し、ABSシステムはライダーがブレーキ制御を放してからもブレーキ圧を保持します。VHCは、ライダーが停止状態から発進したり、どちらかのブレーキ制御をかけて放したときに、自動的に解除されます。

VHCは、パーキングブレーキとして使用しないでください。また、ライダーがサイドスタンド(サイドスタンドセンサーを搭載したモデルの場合。一部の地域では対象外の場合があります)を下げた場合、サイドスタンドセンサーを搭載していないモデルでニュートラルにシフトした場合、エンジンをオフにした場合も、VHCが解除されます。ほとんどの場合、5分後にインジケータライトが点滅し、ライダーが操作しなければVHCが解除されます。

出発前の確認は万端

TPMS

タイヤ圧モニタリングシステムインジケーター(TPMS)

TPMSは、タイヤの空気圧が低いことをライダーに警告します。適切なタイヤ空気圧を維持することは、車両の性能とタイヤ寿命の両方にとって重要です。

米国では、この機能は、MY20 CVO™およびPoliceモデルでは標準装備で、(FLHTを除く)すべてのMY20 Touringモデルではオプションです。

TPMSは、BOOM™! Box GTS画面(またはRoad King®モデルのオドメーター)に現在のフロントタイヤとリアタイヤの空気圧を表示し、タイヤの空気圧が低いときに圧力をチェックする必要があることをライダーに警告するインジケータを表示します。

TPMSは、RDRSの機能のひとつです。TPMSセンサーに対応したオリジナル装備ホイールや付属ホイールを装備したMY20 Touringモデル(日本以外)のP&Aを通じてスタンドアロンアクセサリーとしても入手できます。

IMPORTANT NOTE

使用可能なトラクションは、道路とタイヤの接地面によって決まります。モーターサイクルのRDRS機能は、タイヤにかかる力が超過しないよう、ブレーキ圧やパワートレイントルクの調整します。このテクノロジーは、グリップを増加させたり、ライダーがブレーキまたはスロットルを作動させなかった場合(クラッチを放してコーナーを惰性で曲がる場合など)に作動することはありません。モーターサイクルのRDRS機能には、車両方向に直接影響を与えることはありません。これは、モーターサイクルRDRSと車両安定性制御との大きな違いです。最終的には、ライダーにもステアリングと走路修正を行う責任が伴います。