Harley-Davidson Cruiser Used for Camping

キャンプツーリングのヒント

 

 

 


バイクツーリングとキャンプのどちらも、大自然に直接触れる機会を提供してくれます。しかし、ホテルやモーテルに泊まる場合に比べて、ライディングとキャンプではより多くの時間をかけて準備する必要があります。こうした旅行には入念な準備が必要です。そこで、旅行の準備をする際に役立つ、キャンプツーリングのヒントを集めたリストを作成しました。

もちろん、どんなバイクでもキャンプはできます。フルドレッサーの方が簡単ですが、どのハーレーでも可能です。ただ、ラゲッジの要件やパッキング方法などを入念に検討する必要があります。



1.安全なパッキングバイクの重心を念頭に置いて、重いものはバイクのCOVより下になるようにします。ハードラゲッジの方が良いですが、ソフトラゲッジやスローオーバーパニアでも構いません(ロック機能があれば尚良い)。バイクの両側のバランスがとれるようにします。片側のサドルバッグに全ての重いものを入れないようにしてください。収納スペースを追加するためにシーシーバーやバックレストの使用を検討します。シーシーバーバッグは収納力に優れていますが、空気抵抗が大きいため速度が低下して、燃費が悪くなります。それでも、特に二人乗りの場合は収納スペースが増えて便利です。一人で旅行する場合は、腰を支えるバックレスト代わりになるように荷物のパッキングをします。


2.エキゾーストに何も触れていないことを確認します。荷物が落下するとしたら、走行中のときなので、走行時に荷物がずれないようにしなければなりません。最も効果的なラチェットストラップ、ならびにバンジーやカーゴネットを使用して、頻繁に出し入れするものが一番上になるようにパッキングした荷物を固定します。バックパックに何でもかんでも詰め込むことはしないでください。それから、ハンドルバーに物を紐などで固定することはお勧めしません。いずれも良さそうな考えのように思えますが、ハンドリングに悪い影響を及ぼします。

3.荷物はなるべく軽く収納スペースは限られているので、効率よくパッキングします。目いっぱい詰め込むことはしないでください。キャンプツーリングをし慣れている人は、可能な限り軽量になるようにパッキングして荷物の量を最小限に抑えます。何か必要になったら道中購入できることを忘れないでください。

4.効率的なパッキング何が本当に必要かを見極めたうえでパッキングします。キャンプ場で最初に取り出せるようにテントと寝袋は最後にパッキングします。走行中に必要になるサングラス、日焼け止め、雨除け、地図などは取り出しやすい場所に入れるようにしてください。


5.ビバークやタープをバイクに結び付けて、いわゆる野宿をしようと思っている場合を除き、ちゃんとしたテントは絶対に必要です。今の自立式テントは軽量で、小さく収納でき、簡単に組み立てられます。フロアまたはグラウンドシートが防水性に優れているものを選ぶようにします。固定するための金属杭とドライバーも忘れずに持って行ってください。ニーズに応じてテントのサイズを選んでください。一人で旅行する場合であっても、2人用または3人用のテントであれば、衣類や荷物を入れる収納スペースが確保できますし、1人用のテントと比べて、かさばり度はさほど変わりません。前室付きのタイプであれば、濡れたレインギアを脱いで、濡れた荷物を保管できるので、テント内が濡れないで済みます。雨の日に備えて防水性のあるフライシートも持参してください。初めて訪れるキャンプの設営場所にて、暗闇の中でテントを組み立てるのに四苦八苦しないように、店内または自宅でテントを一度組み立ててみると良いでしょう。

 

6.寝袋もピンからキリまでありますので、夜寝るときに暑すぎたり寒すぎたりしないように、旅行中に予想される気温の範囲に対応するものを選びます。合成断熱素材よりもダウン断熱素材の方が断熱効率が高く、より小さく収納できます。快適な睡眠を確保するためのスリーピングパッドは多くの人にとって不可欠と思われます。断熱効率が良くてパッキングしやすいのは膨らませ式ですが、薄いフォームパッドを使用するのも一案です。収納スペースを最も効率的に利用するのであれば、寝袋、テント、パッドを収納する圧縮バッグの使用を検討してください。


7.衣類は必要
やはり、収納スペースは制限されているので、予想される天候に対応できる基本アイテムだけを持って行きます。気温の変動が大きい時期・場所に旅行する場合は、工夫して重ね着できるアイテムを持って行くようにします。寒さを遮断するためにライディングウェアの下に重ね着できるものを選びます。衣類と必需品は防水バッグに入れます。目的地に着いて荷解きしたら衣類がぐっしょり濡れていた、なんてことは一番起こって欲しくないことです。ライディングを終えたときに、ライディングブーツを脱げる(必要であれば乾かせる)ように、キャンプシューズを忘れずに持って行ってください。軽量のシャワーサンダルもあると便利です。水着は場所を取らないので必ず持って行くようにします。マイクロファイバータオルも必需品です。

8.調理用具と食料品を持って行くか、外食するかを決めます。大きなスペースを取るので使う予定がなければ持って行かないでください。料理することにした場合は、どのタイプの料理用コンロにするかを決めます。プロパンガス、固形燃料、ガソリン(フューエルタンクにあるものを使える)など、様々な燃料があります。重ねて収納できる調理器具と耐久性のある食器やカトラリー(スプーン、フォークなど)を選びます。プラスチック製のスポークでは食べづらいです。食器を洗う洗剤/用具も持って行きます。食料品と水は簡単に補充できるので少なめで構いません。レトルト食品や非常食は小さな料理用コンロでも簡単に調理できるのでお勧めです。朝食用にインスタントオートミールと粉末ミルクを持って行きます。スペースを節約するために、インスタントコーヒー、調味料、スパイスはラベル付けしたフリーザーバッグに入れます。

9.携帯電話や衛星ナビ用のチャージャーポイントがバイクに装着されていない場合は、装着することを検討するか、別途ソーラーチャージャーを持って行きます。ナイフ、懐中電灯、電池、ダクトテープ、ケーブルタイ、ライターやマッチ、バイク用の必須工具、ジフィースタンドコースター、マルチツール、セキュリティチェーンやロックなどを手の届くところに入れておきます。非常用にけん引ロープを持って行くことも検討します。石鹸やシャワージェル(1回分小袋タイプが便利)、トイレットペーパー(スペースを節約するために芯を抜く)、予備のフリーザーバッグ、大判のごみ袋、ペーパータオル、救急キット(絆創膏、必須医薬品、虫よけ、抗アレルギー薬は必ず入れる)を忘れずに持って行きます。

10.出発する前に、バイクの点検・整備をして万全な状態であることを確認します。出発の1日前または2日前に、荷物を積んで試運転をします(可能であれば理想は1泊2日のライディング)。ほぼ間違いなく荷物を詰め込みすぎているでしょうから、本当に持って行く必要があるか、どこに何があるか、取り出しやすいか、効率よくパッキングできているか、といったことを再確認する絶好の機会です。車で同行する人がいる場合は、キャンプ用品は車に積んで、バイクには必需品だけを積むようにします。収納スペースに余裕があるので、キャンプチェア、追加の食料品、またはクーラーボックスといった役に立ちそうなものを持って行くことができます。

11.旅行中は、早めにキャンプ地を見つけるようにします。夕方になると疲れが出始めて、誤った判断をしがちです。また、暗くなるとストレスレベルが高くなり、間違いを犯しやすくなります。キャンプ地を見つけたら、テントの設置に最適な場所を選びます。斜面や岩場ではなく、風雨にさらされない平坦な場所にします。ただし、低い位置にある場所は、雨が降ったときに水が溜まり、気温が下がったときに寒気が降りてくるので避けます。他のキャンパーには親切に接してください。起こした火は確実に消す、ごみは拾って片付けるなど、そこいた痕跡を残さないようにして帰ります。

12.最後に、家に戻ったら、パッキングについて事後評価をします。使わなかったものは何か、持って行かなかったもので必要だったものは何か、などを記録します。そうすれば、次回は効率よくパッキングして、ライディングを心ゆくまで楽しむことができます。

さあ、次の旅行の計画を立て始めましょう。

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